絵本

【おすすめ絵本100冊!】No.65 ねこのオーランドー よるのおでかけ

 

今回ご紹介したい本は、


ねこのオーランドー よるのおでかけ

作・絵:キャスリーン・ヘイル 訳:こみや ゆう

という本です。

 

1930年代に作られた絵本ですが、2020年現在でも世界中の子どもに読まれている絵本です。

マーマレード色のトラねこのオーランドーと、奥さんねこ、3匹の子ねこのおはなしです。

こちらは、シリーズ化されている中の、オーランドーが夜に子ねこをつれてサーカスに行く編です。

明るくて楽しい絵本です。

 

 

簡単なあらすじ

あるばん、マーマレード色のねこのオーランドーと、奥さんのグレイスは、ご主人のひざにすわっていました。

ご主人は新聞を読んでいて、ふたりはサーカスの広告を目にしました。

子ねこにライオンやトラを見せてやりたいと思ったふたりは、ご主人にチケットを手に入れてほしいとおねがいしました。

 

奥さんは家事をするため留守番です。 子ねこにキャラメルと、扇子と、双眼鏡を持たせてあげました。

オーランドーは子ねこたちをつれて出発しました。

近道で屋根をつたって行ったので、子ねこたちは、えんとつから落ちそうになったり、かざみどりに飛びついたりしました。

 

サーカスについたオーランドーは、プログラムを買って楽団の近くの席にすわりました。

ところが、大きなドラムの音がしたので、びっくりしてオーランドーはとびあがって、舞台に落ちました。

 

舞台は、ちょうど犬たちが芸をするため入場してきたのですが、オーランドーをおいかけはじめました。

オーランドーは逃げて、馬のぬいぐるみの中へとびこみ、犬もつづいて中にとびこみます。

中にいた人はくすぐったくて、馬がひっくりかえりました。

お客さんは大きな拍手をしました。

 

今度はゾウの一隊が入ってきて、オーランドーをはなで持ち上げて、頭にのせてくれました。

オーランドーはゾウの肌がざらざらで、いつものつめとぎのようだったので、つめをといでしまいました。

ゾウはいたくて、ハナ息でオーランドーを吹き飛ばしました。

 

オーランドーは空中ブランコの兄妹のあいだに飛ばされて、下に落ちると、馬のせなかに着地しました。

お客さんは「ブラボー!」とよろこんでいます。

 

オーランドーは、アシカたちの魚をキャッチしたり、ライオンとトラにねらわれてしまった、調教師のいのちを助けたりしました。

 

最後には感謝のしるしとして、金メダルをもらいました。

子ねこたちも大よろこびです。

 

 

 

感想

文章が長めなのですが、途中であきることなく楽しく読めました。

リアリスティックなねこが、生き生きとコミカルな表現で描かれていて、映画のように楽しめると思いました。

1930年代には、このような作風が人気だったのかもしれないと思いました。

 

かすれたような変わった印刷方法だと思ったのですが、フォトリソグラフィー(写真石版)でつくられているそうです。

白黒のページとカラーのページが交互にきます。

 

著者のキャスリーン・ヘイルさんは、1898年にスコットランドで生まれたイギリスのイラストレーターで絵本作家です。
1930年代に、お子さんを楽しませる為に作った「ねこのオーランドー」がシリーズ化されています。

他の日本語訳の本は、「ねこのオーランドー」「ねこのオーランドー農場をかう」「ねこのオーランドー たのしい日々」「ねこのオーランドー 3びきのグレイス」「ねこのオーランドー海へいく」などがあります。

 

4歳からのお子さんにおすすめです。

「ねこのオーランドー よるのおでかけ」をぜひ読んでみてください。

 

以上、【おすすめ絵本100冊!】No.65 ねこのオーランドー よるのおでかけのご紹介でした。