絵本

【おすすめ絵本100冊!】No.63 はるにあえたよ

 

今回ご紹介したい本は、


はるにあえたよ (絵本のおもちゃばこ)

作:原 京子 絵:はた こうしろう

という絵本です。

 

まだ外にでたことのないふたごのこぐまが、春を見つけにいくおはなしです。

やさしいタッチの絵柄で、ふたごのくまがかわいらしいです。

 

 

簡単なあらすじ

冬眠から目がさめたふたごのこぐま、マークとマータはまだ外にでたことがありません。

窓をあけたらつめたい風が入ってきました。

 

冬がまだのこっているけど、もうすぐ春がやってくるとおとうさんがいいました。

「春がくると、つめたい風がやんで、地面から草の芽が出て、木には緑のはっぱが開いてくる。

そして、赤や黄色やいろんな色の花が咲いて、春の空気はいいにおいがする。」

おとうさんは絵を描いてみせてくれました。

 

次の日の朝、マークとマータは春をさがしに出かけました。

土に残っている雪をさわってみたり、川の水にゆびをいれてみたり、落ち葉をめくってみたり、石を持ち上げてのぞいてみましたが、何も見つかりません。

 

マークとマータは「春ー、どこにいるの?」と大きな声でよんでみました。

「うるさいなあ」と地面からかえるがかおを出しました。

「ねえ、きみ、春?」

「ぼくはかえるだよ。まだ寒いじゃないか。春はまだだよ」といいました。

 

マークとマータが木の枝にのってゆらして遊んでいると、木の幹の穴からやまねが2匹かおを出しました。

「なに、なに? 地震?」

「ねえねえ、きみたち春?」と聞くと、やまねは春はまだだといいました。

 

マークとマータは春がまだ来ていないとわかって、がっかりしました。

すると、何かが道のむこうから歩いてきました。

赤と緑ときいろです。

ふたりは春だと思いました。

 

春のちかくにいくといいにおいがしました。

ふたりは「春」から焼きたてのタルトをもらいます。

 

 

 

感想

カラーだと思って開いたら、白黒だったのでめずらしいと思いました。

白黒のイラストが続いて、途中から春がやってきたあたりでカラーになっていきます。

春のおとずれを白黒からカラーで表しているのがおもしろいと思いました。

くまがとてもかわいらしく、やさしい絵柄です。

 

著者の原京子さんは、児童文学作家です。1978年に、KFSコンテスト児童図書部門を受賞されています。旦那さんは、同じく児童文学作家でイラストレーターの原ゆたかさんです。

ご夫婦で制作した児童書の「かいけつゾロリ」があります。

原京子さんの他の絵本作品には「ねえ、おはなし きかせて」「サンタクロース一年生」「もりのみんなのたんじょうび」などがあります。

 

はたこうしろうさんは、絵本作家でイラストレーターです。絵本の他、挿絵、ブックデザインなども手がけています。

「クーとマーのおぼえるえほん」シリーズ、「あかちゃんとのあそびえほん」シリーズ、「ショコラちゃん」シリーズなど多数出版されています。

 

2歳から5歳くらいのお子さんにおすすめです。

「はるにあえたよ」をぜひ読んでみてください。

 

以上、【おすすめ絵本100冊!】No.63 はるにあえたよのご紹介でした。