絵本

【おすすめ絵本100冊!】No.60 ぼく にげちゃうよ

 

今回ご紹介したい本は、


ぼくにげちゃうよ (海外秀作絵本)

作:マーガレット・W・ブラウン 絵:クレメント・ハード 訳:いわた みみ

という絵本です。

 

1942年に初めて出版されて以来、再版されつづけている絵本です。

こうさぎが、「ぼくにげちゃうよ」といって想像の世界でいろんなところににげるのですが、
お母さんうさぎが追いかけます。

すばらしいうさぎの絵で、ほっこりするおはなしの絵本です。

 

 

簡単なあらすじ

ある日、こうさぎは家を出てどこかへ行ってみたくなりました。

「ぼく にげちゃうよ」

 

すると、母さんうさぎが言いました。

「おまえがにげたら、母さんは追いかけますよ。 だって私のかわいいぼうやだもの」

 

「母さんが追いかけてきたら、ぼくは小川の魚になっておよいでにげちゃうよ」と、こうさぎはいいました。

「おまえが小川の魚になるなら、母さんは漁師になって、おまえをつりあげますよ」と、母さんうさぎがいいました。

 

「かあさんが漁師になるなら、ぼくは高い山の岩になるよ」

「おまえが高い山の岩になるなら、母さんは登山家になって、おまえのところまでのぼっていきますよ」

 

「母さんが登山家になるなら、ぼくは庭のクロッカスになっちゃうよ」

「おまえが庭のクロッカスになるなら、母さんは植木屋さんになってお前を見つけますよ」

 

こうさぎは小鳥になってにげたり、ヨットになってにげたりします。

母さんうさぎも木になったり、風になったりして追いかけます。

 

 

 

感想

愛情あふれるやりとりがほほえましいです。

こうさぎが逃げようとするのに、お母さんうさぎはその上をいく返しで、想像のおいかけっこがおもしろかったです。

最後にうさぎのおうちの絵があって、あたたかい気持ちになりました。

 

本のつくりは、白黒のイラストのページとカラーのページが交互なってます。

カラーのページは文章がなく、ひと呼吸おいて「想像する間」のようになっていていいなと思いました。

線が少ないのにうさぎが本物のうさぎのように描かれていて、上手だと思いました。

あたたか味のあるイラストだと思います。

こうさぎが岩になったり、お母さんうさぎが風になったり、想像のものに変身する絵を見るのが楽しいです。

 

著者のマーガレット・W・ブラウンさんは、アメリカの児童文学作家です。42歳という若さで亡くなっているのですが、100冊以上の作品を発表しています。

主な作品に「おやすみなさいのほん」「おやすみなさいおつきさま」「たいせつなこと」「ねむい ねむい ちいさな ライオン」など多数あります。

2歳からのお子さんにおすすめです。

 

「ぼく にげちゃうよ」をぜひ読んでみてください。

 

以上、【おすすめ絵本100冊!】No.60 ぼく にげちゃうよのご紹介でした。