絵本

【おすすめ絵本100冊!】No.47 おへやのなかの おとの ほん

 

今回ご紹介したい絵本は、



おへやのなかのおとのほん

作:マーガレット・ワイズ・ブラウン 絵:レナード・ワイズガード 訳:江國香織

という絵本です。

 

絵本「おやすみなさい おつきさま」の作者、マーガレット・ワイズ・ブラウンさんの絵本です。

1942年にアメリカで出版された本で、日本では2004年にホルプ出版から出版されています。

表紙が3色刷り印刷でレトロな感じがよいです。

犬が主役のかわいらしい絵本です。

 

 

簡単なあらすじ

 

子犬のマフィンはかぜをひいて外に出られません。

一日中ねどこにねかされることになりました。

 

マフィンはねどこでまるくなって目をとじて、耳をそばだてました。

おうちの中のいろんな音がきこえてきます。

 

ホウキでゆかをはく音  しゃっ しゃっ しゃっ

 

テーブルの上のスプーンをかたづける音  ちゃらん かちゃり ちゃらん かちゃり

 

でんわの音  ぷるる ぱらら ぷるる ぱらら

 

そうじきの音、台所で料理をする音、おふろにお湯をためる音

 

みんながお昼ごはんを食べている音はマフィンに聞こえたでしょうか?

 

雨がふりはじめて、やがて雪になりました。

雪はやがて、みぞれやひょうになりました。

ふすふすふす、ぱらぱら、ぱらぱら

 

おへやの中は薄暗くなって、マフィンは風の音を聞いています。 ひゅう、ひゅう、ひゅうう

 

おへやの中の電気がついて、ぱちん、みんなが階段ののぼってマフィンのようすを見にきます。

さいしょの音は、ひた ひた ひた。

 

つぎは、とん とん とん

 

そのつぎは、どん どん どん

 

そして どしん どしん どしん

 

さいごにそっと、かいだんをあがってくるのは?

 

マフィンはごはんをたべて、次の日にはかぜはなおっていました。

 

 

 

感想

 

いろんな音がでてきて、子どもが言葉を学ぶのに良いと思いました。

ところどころ○○はどんな音?や、○○はマフィンに聞こえた?などの質問がでてくるので、想像をすることができます。

 

「音」というテーマで、マーガレット・ワイズ・ブラウンさんはシリーズ化して、他にもたくさん絵本をつくられています。

「きこえるきこえる」「しずかでにぎやかなほん」「きこえるきこえるなつのおと」「きこえるきこえるふゆのおと」「うみべのおとのほん」など多数あります。

ブラウンさんは特別「音」について作りたかったのはなぜだろう?と思いました。

 

レナード・ワイズガードさんが絵を担当されていますが、この2人で組んで制作したものに他に「たいせつなこと」「ちいさい島」や、「音シリーズの本」は全部のようです。

3色刷りのレトロな絵柄が素敵ですが、登場人物の服装や髪型など、1940年代のアメリカの様子が分かります。

家族に加えてお手伝いさんもいて、お金持ちの家のはなしだろうかと想像しながら読みました。

細かく見ていくと色々おもしろい絵本だと思いました。

 

3歳くらいからのお子さんにおすすめです。

ぜひ「おへやのなかの おとの ほん」を読んでみてください。

 

以上、【おすすめ絵本100冊!】No.47 おへやのなかの おとの ほんのご紹介でした。

 

 

その他の「音シリーズ」の本