絵本

【おすすめ絵本100冊!】No.40 メルリック まほうをなくした まほうつかい

 

絵本大好きイラストレーターのGOMAねこです。

今回ご紹介したい本は、


メルリック―まほうをなくしたまほうつかい
作・絵:デイビッド・マッキー  訳:なかがわ ちひろ

という絵本です。

 

ゾウのエルマーの作者のデイビッド・マッキーさんの絵本です。

まほうつかいがまほうを忘れてしまったというお話です。

ユーモアがあり絵柄も楽しい絵本です。

子どもの自立心を育てる助けにもなりそうです。

 

簡単なあらすじ

 

メルリックはお城ではたらくほうつかいです。

メルリックは王様のめいれいがないときは、町中の人のしごとを手伝ってあげました。

 

ほかのひとのしごとをなんでもかんでも、まほうを使ってしてあげていました。

みんなは何にもすることがないので、のんべんだらりとくらしていました。

 

 

ある日、メルリックはねぼうをしてしまいました。

いそいでまほうを使って、顔をあらい、服を着て、くしゃくしゃのシーツを直してとやるはずでしたが、なにもおこりませんでした。

しかたがないので、自分で着替えて、ベッドはそのままで出かけました。

 

メルリックが遅いので王様はおこっていました。

みんなも行列をつくってメルリックを待っていました。

メルリックはじゅもんをとなえましたがなにも変わりません。

メルリックがまほうを使えなくなるとお城に敵がせめてくると王様はいいました。

 

メルリックは、妹のマーテルに相談しに行きました。

みんなは、しかたなく自分で仕事をはじめましたが、いつもまほうに頼っていたので、失敗ばかりです。

 

メルリックは妹のマーテルのところに着きましたが、何をやっても直りません。

 

マーテルの空を飛べるほうきを借りて、いとこのガズのところへ行きました。

いとこのガズがまほうをかけてくれましたが、直りませんでした。

 

メルリックは今度は山の上にいるクラ先生のところへ行きました。

話を聞いたクラ先生は、「おまえは誰のためにもなってない」といいました。

メルリックがみんなのためにまほうでなんでもやってあげたので、みんなは何もできなくなってしまったのです。

まほうを無駄づかいしないことを約束して、クラ先生はメルリックにまほうができるよう戻してくれました。

 

お城にもどると、お城は敵にせめられていました。

メルリックは兵隊をくろねこに変えて追い出しました。

 

王様はメルリックにお礼をいって、みんなはしごををしてほしいといいました。

メルリックは、自分がいなくなったとき困らないように、みんなに自分でなんでもするようにたのみました。

 

 

 

感想

 

とてもおもしろい絵本でした。

ページごとの絵柄が細かいところまで描いてあります。

 

背景の人々がそれぞれストーリーがあるようで、表情もおもしろいです。

かんたんにパラパラ読んでいくのでなく、じっくり眺めて読んでしまいます。

 

デイビッド・マッキーさんの絵本はおもしろいだけでなく、いつも強いメッセージがあるように思います。

私は、子どもたちが自分でなんでもできるようにというのと、親が手伝い過ぎはいけないという意味に感じました。

でもまほうがあったら、なんでも楽でいいなとも思ってしまいます。
なのでとても楽しい絵本でした。

 

「メルリック」は、1970年に「まほうをわすれたまほうつかい」というタイトルでアリス館から出版されました。

そして2012年に作者のマッキーさんは、ストーリーの文章を少し短くして、絵を全部描き直して新たに出版しました。

「まほうをわすれたまほうつかい」はシリーズになっていたようですが、日本語版は現在は絶版となっているようです。

英語版は「Melric and the Dragon」「Melric the Magician and the Petnapping」「Melric and the Sorcerer」など、シリーズも出版されています。 Kindle版もあります。

3歳くらいからのお子さんにおすすめです。

楽しく読めて子どもの自立心をはぐくむ絵本「メルリック」をぜひよんでみてください。

 

以上、おすすめ絵本100冊!】No.40 メルリック まほうをなくした まほうつかいのご紹介でした。

 

英語版のシリーズはこちら。



Melric and the Dragon (English Edition)



Melric and the Petnapping (English Edition)



Melric and the Sorcerer (English Edition)