絵本

【おすすめ絵本100冊!】No.37 風にふかれて

 

絵本大好きイラストレーターのGOMAねこです。

今回ご紹介したい本は、


風にふかれて
作:今江祥智 絵:長 新太

という絵本です。

 

この本を見たとき、ページが多くて長いはなしなので読みにくいかなと思ったのですが、読んでみたらおもしろくてあっという間に読んでしまいました。

長新太さんのゾウの絵がすばらしい絵本です。

 

 

簡単なあらすじ

 

アフリカの風が強く流れ星がいくつもとんだ夜に、赤ちゃんゾウが生まれました。

赤ちゃんゾウはバオバブという名前をつけられました。

 

小さくてかわいらしいバオバフは、次の日の朝にはおとうさんゾウよりも大きく育っていました。

バオバブはどんどん大きくなっていって、食べ物をたくさん食べるので他のゾウたちが困ってしまいました。

 

お父さんゾウとお母さんゾウは、三日間バオバブが小さくなる方法を聞いてまわりましたが、分かりませんでした。

ところが帰ってきたらバオバブがいません。

お母さんゾウはバオバブが出て行ってしまったのかと涙ぐみましたが、バオバブはさら山のように大きくなっていて、大きすぎて見えないだけでした。

 

バオバブ親子は群れを去ることになりました。

 

何年も過ぎたとき、ゾウの群れに人間がやってきました。

人間はやりや鉄砲などを使い、どんどん動物たちを捕まえはじめました。

ゾウたちもとらえられて売り飛ばされてしまいました。

 

人間はそれだけでは満足しなくて、さらにゾウの墓場のゾウのきばに目をつけました。

人間がゾウの墓場に向かっているのを見つけたバオバブ親子は、墓場の湖に行ってどっかりとすわりこみました。

 

バオバブが水浴びをすると、ゾウのきばが雨のように上からふってきて、人間たちは逃げ出しました。

 

 

感想

 

62ページもある絵本なのですが、おはなしがおもしろくて長いとは思いませんでした。

つづきが読みたいくらいです。

長新太さんのゾウのバオバブの絵がかわいらしくて癒されました。

 

群れを追い出されて、バオバブのお父さんお母さんは大変だと思いますが、バオバブはのんびりしていて明るいキャラクターがいいなと思いました。

お金に目がくらんだ人間の動物への仕打ちも描かれています。

 

「風にふかれて」は、1965年にさ・え・ら書房から出版されていて、大判の童話集で、そのあと小ぶりの絵物語になったとのことです。

長新太さんがなくなられたあと、BL出版から絵本として出版されたようです。

 

著者の今江祥智さんは、教職や出版社で編集の仕事をされたのち、児童文学作家となったとのことです。

作品には「優しさごっこ」「しもやけぐま」「ぼんぼん」「冬の光」など多数あります。

 

対象年齢は小学校高学年くらいからになります。

 

ゾウのかわいさとおはなしに癒される絵本「風にふかれて」をぜひ読んでみてください。

 

以上、【おすすめ絵本100冊!】No.37 風にふかれてのご紹介でした。