絵本

【おすすめ絵本100冊!】No.34 とんでいく

 

絵本大好きイラストレーターのGOMAねこです。

今回ご紹介したい本は、


とんでいく (こどものとも絵本)
作:風木一人 絵:岡崎 立

という絵本です。

 

この絵本は前から読むだけでなく、後ろからも読めます。

飛んでいくトリが、右向きだとタカになり、左向きだとガンに見えるというだまし絵になっています。

変わったタイプのおもしろいしかけ絵本です。

 

簡単なあらすじ

 

(右開き読み)

一羽のタカはスピード自慢です。 新記録をつくろうと飛んでいきます。

とんがり山までひとっとび。

 

新幹線より速く飛んでいき、とちゅう風船がとんでいるのを見て、かみなり雲の中に入りました。

 

気球が飛んでいるのがじゃまです。

 

タカはどんどん飛んでいって、とんがり山に到着しました。

 

 

(左開き読み)

ひるねをしていて置いてきぼりになったガンの子は、おうちに帰ります。

ガンの子のおうちは湖の方です。

 

途中で気球に会いましたが、知らない人とは話しません。

 

かみなり雲の中に入りました。

 

風船もひとりぼっちで飛んでいるのを見ました。

 

湖からみんなの声が聞こえます。

おうちに到着しました。

 

 

感想

右開きと左開きでストーリーがあるので、右開きのときは緑色の文字を読んで、左開きのときは、茶色の文字を読むように工夫されています。

見開きで緑と茶色の文字が両方あるのですが、最初両方読んでしまいましたが、だんだん慣れました。

また、右開きで読み進んでいくと、トリがタカにしか見えないのですが、左開きになるとちゃんとガンに見えました。

なかなか考えてつくってあると関心しました。

 

シンプルなおはなしにしているのは、このしかけの部分を目立たせるためかなと思いました。

イギリスなどの英語圏では、本は右開きだけのようですので、後ろから左開きでも違和感がないのは日本の特徴だと思います。

 

著者の風木一人さんは絵本の文章作家です。「とんでいく」の作品は、小学生のときに見た動物行動学者の実験がヒントになっているそうです。

風木さんの他の著書には「とりがいるよ」「かべのむこうになにがある?」「たまごのカーラ」などがあります。

 

5歳からのお子さんにおすすめです。

 

しかけのないしかけ絵本「とんでいく」をぜひ読んでみてください。

 

以上、【おすすめ絵本100冊!】No.34 とんでいくのご紹介でした。