絵本

【おすすめ絵本100冊!】No.30 いのちの木

 

絵本大好きイラストレーターのGOMAねこです。

今回ご紹介したい本は、


いのちの木 (ポプラせかいの絵本)
作・絵:ブリッタ・テッケントラップ  訳:森山 京

という絵本です。

 

表紙のオレンジ色のキツネが木の下にすわっている絵と「いのちの木」というタイトルを見て、気になってよんでみました。

2013年に出版されたもので、こころのあたたまる絵本です。

 

簡単なあらすじ

 

森で仲間としあわせにくらしていたキツネは、年をとってからだもよわってきました。

ある日キツネは、お気に入りの場所にひとりで行って、からだをよこたえて目をとじました。

 

キツネの目は、二度と開きませんでした。

雪がキツネの体の上にふってきました。

 

木の上からフクロウが飛び降りて、キツネのそばにすわりました。

フクロウはキツネのともだちで、悲しみでいっぱいでした。

森の動物たちが一匹一匹とあつまって、キツネのまわりにすわりました。

 

みんなは最初だまってましたが、キツネとの思い出を話しはじめました。

いつもしんせつで思いやりのあったキツネのはなしをすると、みんなの気持ちがほぐれていきました。

 

すると、キツネがよこたわっていた雪の下から、オレンジのちいさな芽が出てきました。

だれも気がつきませんでしたが、みんながキツネの思い出ばなしをするたびに、オレンジの芽はのびていきました。

オレンジの芽は木になって、みんながキツネを思い出すたびにのびていきました。

 

オレンジの木は森で一番の高い木になって、森のみんなが住めるくらいになりました。

オレンジの木は、キツネの友達すべてのいのちの力、生きるささえとなりました。

 

 

感想

 

キツネは森の動物たちに慕われていて重要な存在で、動物たちみんなが家族のように思えました。この絵本には「敵」にあたるものがいないです。

大切な人(動物)がいなくなってしまったとき悲しいですが、その人(動物)はずっとこころの中で生きつづけて、なにか守ってもらえるような気がしました。

いのちという難しいテーマですが、動物たちのあたたかい気持ちがわかる絵本でした。

 

いっけん切り絵のように見える絵柄で、はっきりとしたオレンジ色のキツネの絵がかわいいです。

作者のブリッタ・テッケントラップさんはドイツ人ですが、イギリスで美術の勉強をしました。

他の作品に「かべのむこうになにがある?」「ブルーがはばたくとき」などがあります。

 

4歳くらいからのお子さんにおすすめです。

「いのちの木」をぜひ読んでみてください。

 

以上、【おすすめ絵本100冊!】No.30 いのちの木のご紹介でした。