絵本

【おすすめ絵本100冊!】No.23 星の王子さま

 

絵本大好きなGOMAねこです。

今回ご紹介したい本は、



絵本 星の王子さま
作・絵:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 翻訳:池澤 夏樹

という絵本です。

 

サン=テグジュペリの「星の王子さま」は、とても有名なおはなしなので、今まで何度か読もうとしたのですが、言い回しや哲学的な内容が難しかったからか、挫折していました。

本屋さんでその「星の王子さま」の絵本を見つけて読んでみたら、読みやすくて
おもしろいはなしだったんだと分かりました。

絵が大きかったからか、翻訳がよかったか分かりませんが、とにかく絵本の形が私は良かったです。

 

簡単なあらすじ

(少し長めです。)

「ぼく」は、6歳のとき、あるヘビの本を読んみ、すごい話だと思い、ヘビがぞうをのみこんだ絵を描いた。
でも大人たちは分かってくれなかった。そんなことより算数や地理や国語を勉強しなさいと言った。そしてぼくはパイロットになった。

 

あるとき、飛行機が故障してぼくは、サハラ砂漠に不時着した。周りに人がいるところではなく、飲み水も1週間分しかない。はやく飛行機の修理をしなくてはならないというとき、一人の少年と出会った。

王子さまのような格好をしたその少年は、ぼくに「ひつじの絵をかいて」とたのんだ。

ひつじは難しいから、へびがぞうをのみこんだ絵を描いた。

王子さまは、「ちがうよ。へびがぞうをのみこんだ絵じゃなくて、ひつじの絵をかいて。」と言った。ぼくが箱に入ったひつじの絵をやっとのことで描くと王子さまはよろこんだ。

王子様とはなしをするうちに、王子さまは星からきたことが分かった。

「ひつじは小さな木も食べる?」と王子さまがぼくに聞いた。「うん食べるよ。」

バオバブの木は育つと大きくなるので、王子さまは毎朝、星を一周してバオバブの芽がでてないか調べて、見つけたら抜いていて、ひつじがいたら、それを任せられるという。

ぼくは王子さまのはなしを聞いた。

王子さまの星にある日見たことのない芽が出た。最初、バオバブの木の芽かと思ったが、違っていた。それは木になって花を咲かせた。

とてもきれいな花だったけど、王子様にわがままを言ったりする。 王子様はいやになってしまい、しばらく旅をすることにした。

王子さまは小惑星を次から次へとめぐった。

命令が好きな王様がいる星、

自分ひとりしかいないのに自分が一番と思っているぬぼれおとこの星、

酒を飲むことが恥ずかしく思って酒を飲んでいる酒飲みの星、

ただ忙しそうにしているけど、なんのためにやってるか分かってないビジネスマンの星、

朝と夜がすぐきてしまう星で街灯に火をつけ・消すを休みなくやっている点灯夫の星、

座って探検家の報告をまとめるだけで、自分の星のことは何もしらない地理学者の星

そして地球にやってきた。

 

最初サハラ砂漠に着いた王子さまは、歩いてバラがたくさん咲いてる庭を見つけた。

王子さまは、自分の星のバラは、世界でたった一本の花だと言ったが、ここには同じ花が5000本も咲いているので、自分の星は火山が3つあるだけの星だとがっかりした。

王子様が泣いているときつねが現れた。
「ぼくといっしょに遊んで。」と頼むと「俺はきみとは遊べないよ。まだ仲良しじゃないから。」と言う。

きつねは、「仲良し」とは、「特別ということ」という。そして、仲良しになるには、ゆっくり時間をかけること。

お別れの時はつらいけど、でも幸せだったろうときつねはいう。

きつねは大事なことを教えてくれた。「ものは心で見る。肝心なことは、目では見えない。」

たくさんのバラは王子様にとって特別ではない。 王子様のバラは、お水をやってガラスをかぶせて仲良しになった特別なバラだ。
それから王子さまの星へ帰る日が近づいた。

「ぼくは死んだように見えるかもしれない。でもそれは本当じゃないんだ。ぼくの星は遠いから体までは持って行けない。それだけなんだ。」

 

 

感想

主人公のパイロットが子どもの時に描いた「ぞうを飲み込んだヘビの絵」を大人が分かってくれなかったので、主人公は絵を描くのをやめてしまった、というのを読んで、私はこの本を読むのをやめてしまったことがありました。

なんだかちょっと大人のせいにしているような気がしてしまったのです。

でも人生の中で、自分が描いた作品を分かってくれる人がいたとき、とてもうれしかったので、この主人公の気持ちも分からないでもなくなりました。

はこを描いただけで、中のひつじまで分かる王子さまは、絵描きと仲良しになれると思います。

「ものは心で見る。肝心なことは、目では見えない。」というきつねが私のいちばんお気に入りのキャラクターです。

知恵のあるきつねで、特別になる方法など関心しました。

王子様は星に帰るのにヘビにかまれて死んでしまいますが、体が重すぎるということは、
魂だけになると他の星にもいけるのだろうか?と思いました。

途中の6つの星の話があって少し長いなあと思ったのですが、全体的にやはりおもしろかったです。

やはりサン=テグジュペリの挿絵もこの作品をすばらしくしているところだと思います。

なんてかわいい絵なのでしょうか。

「星の王子さま」は、1943年にアメリカで出版され、1945年頃にフランスで出版されています。 英語版が先なのが不思議でした。

サン=テグジュペリは小説家ですが、飛行士でもあり、1935年に機体トラブルでサハラ砂漠に不時着したことが、「星の王子さま」に反映されているとのことです。

長い間世界中の人々に読まれている「星の王子さま」ですが、絵本版は通常のものより読みやすかったです。

ぜひ絵本でも読んでみてください。

 

以上、【おすすめ絵本100冊!】No.23 星の王子さまのご紹介でした。